もじさん面接どうでしたか?
十数年ぶりすぎてはっちゃけました💦
今回は官公庁の障害者面接に行ってきました。
なかなか官公庁の求人というのは出て来ませんので、面接を受けられただけでもラッキーです。
そこで…
官公庁の面接って何を聞かれるの?
面接官の人数はどれくらい?
何か特別な事はあった?
これから受ける方も受けたい方もいらっしゃると思いますので、今回はそんな疑問にお答えしていきます。
官公庁の面接の内容は?
面接は10分前までに所定場所へとの事だったので12分前に到着。
守衛さんから案内を受け、面接の待合室へと通された後は時間までそこで待つことに。
その間に別で一名面接の方がいらっしゃいましたが、すぐに名前を呼ばれたので面接室へ。
ここから面接が始まりました。
官公庁面接の質問内容
私の場合は3対1の面接でした。
おそらく人事院の偉い方一名と、所属予定のリーダー、カウンセラーかお医者様とお見受けします。
では質問された内容を見ていきましょう。
一人目の面接官からの質問
採用の際は国家公務員にあたりますのでこの項目に問題がないか確認してください。
国家公務員になる際に問題がないかを確認する紙を渡されます。
全4項目あり、項目に該当しないかを確認します。
該当いたしませんと答えました。
詳細は下記
◤欠格条項 (国家公務員法第38条)
1 禁錮以上の刑に処せられ、その執行をおえるまでまたは執行を受けることがなくなるまでの者
2 懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
3 人事院の人事官又は事務総長の職にあって、国家公務員法109条から112条までに規定する罪を犯し刑に処された者
4 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またこれに加入した者
ほとんどの方は該当しないと思いますので、参考までに。
何度目の面接か?
開始から一番目はまず何社目の面接かでした。
筆者は貴庁が初めての面接ですと答えました。
それじゃあだいぶ緊張してるんじゃないですか?と笑いながらお言葉を頂きます。
おそらくアイスブレイクの質問だと思われます。
この時点で人をしっかり見る方だとお見受けしたので、こちらとしては逆に緊張しました。
今は何社くらい応募してますか?
現在の応募状況の確認です。
例え1社でも構いませんので、正直に答えましょう。
前職の職務内容を教えて下さい
過去の職務履歴よりどんな職務に当たっていたかを確認されました。
私の場合は人事担当者であったので、人事担当者とはどういった職務内容であったか質問されました。
履歴書にあるブランクについて教えて下さい
履歴書で正規社員ではない職務履歴があり、その期間の履歴は記入していなかったので、ブランクについて質問がありました。
前職退職理由と、ここまで取り組んできた事は何か教えて下さい。
前職の退職理由と、何かしていた事はあったかを尋ねられました。
何をしていたかというのは、傷病中に病気の回復にあたって何をしていたかという内容でした。
前職の役職で取り組んだ事柄を一つ教えて下さい
管理職についていたので一体何を成したかを聞かれました。
余談ですが筆者はここで見事にワンミスしました。
職歴に複数会社がありますが最初の会社の退職理由を教えて下さい
もう一度退職理由を尋ねられましたが、こちらは前職の前の会社についてでした。
筆者は転職の為の退職である旨を伝えました。
苦手な事は何か教えて下さい
短所が何かを聞かれました。
筆者は突発的な行事が苦手であることを伝えてます。
苦手だけですとまずいので、それでも全て対応してきていますの一言も忘れずに添えました。
障害に関してどういった症状が出るか教えて下さい
現状の障害についてどういった症状があるかを尋ねられました。
これは現状履歴書に書いてある項目の確認といった様子でした。
ここで一旦質問される方が変わります。
今度は自身の病状に関する質問が続きます。
二人目の面接官からの質問
これまでの症状について順にお聞かせください。
傷病になった初期からこれまでの経緯を説明します。
筆者の場合は不眠や、身体の症状について話しました。
勿論現在は投薬で落ち着いている旨をお話してます。
処方されている薬の効果についてお聞かせください
何の薬がどういった効果があるかと、どういった場面で必要かを尋ねられました。
投薬の時間と、その主だった効果について説明します。
症状が出ないように普段から心掛けている事を教えて下さい
自身の症状をどう理解しているかという事を尋ねられました。
担当医からのアドバイスで楽観視する事を心掛けなさい、というのを胸に刻んでいると伝えました。
また追加で、それでも不安感などの症状が出た際は投薬すると伝えてます。
裏方業務であるが大丈夫か?
これは履歴書に貴庁はどういった趣旨で設立された場所であるので~~と言ったような文言が入っていたため、あなたの仕事はそこではなくて裏方だけど大丈夫?という確認の意味で聞かれました。
ある意味ツーアウト。
障害者手帳をお持ちでしたらお見せ下さい
これはもしかしたらあるかもと思い持っていったのが功を奏しました。
求人票にはなにも書いて無かったのですが、持っている方は持って行った方が無難です。
配慮する点があれば教えて下さい
症状に関して、何か配慮する事項があればここでお話します。
筆者は不安感がある際に投薬が必要なので、頓服薬を飲む時間があればと言うのが一点。
夕方(副交感神経優位時間)や、気温が低い日には不安感が強まる事が二点。
月に一回の通院が必要なことの三点をお伝えしました。
何か質問はありますか?
ここで聞かれると思いませんでしたが逆質問がきました。
筆者は具体的な業務内容に関して質問しました。
ここで最後の面接官の方に質問者が変わります。
三人目の面接官からの質問
ここまでのアクセス方法を教えて下さい
最寄駅からのアクセス方法を尋ねられました。
通勤方法に関して、最寄り駅と電車通勤である事を伝えました。
勤務希望時間が通勤ラッシュと被りますが満員電車は大丈夫ですか?
通うことが出来るかの確認と、同時に勤務形態を複数から選択可能でしたので、もし配慮が必要であればある程度勤務時間をずらすことも可能であるというお話でした。
筆者は子供の登園お迎えとの兼ね合いがあるので、ラッシュであっても最初に指定した時間がありがたいと答えました。
昼休憩時間は他の方と一緒で大丈夫ですか?
おそらく回答の中で一年半以上にわたるブランクがあるので、対人が少し心配がある旨を伝えたのでその配慮だと思われます。
問題ない旨を伝えています。
三番目の方の質問は以上で終わりました。
ここで再度最初の面接官の方に質問者が戻ります。
最初の面接官の方の再質問
症状が寒い日に出やすいとの事であったが今後の秋冬はどうか?
総じて寒い日にうつというのは悪化する傾向にあるので、これを良い方向で返す方法はないです。
しかし快方には向かっているので、実際に季節が来てみないとどの程度の症状が出るかはわからないですと回答してます。
傷病期間中に取り組んだことを教えて下さい。
今度は仕事に関して何を取り組んでいたかという質問です。
筆者は資格勉強とブログですと答えてます。
ブログは毎日更新されてますか?と追加質問が来ましたので、体調が良く時間がある時に更新してますと回答しました。
実際はネタが無いと更新してませんが…これは余談ですね。
これで全ての質問が終わりました。
面接の質問内容は以上です。
来ると思っていたのですが、ありがちな自己PRや応募動機は聞かれませんでした。
ただしこれは履歴書内に出来る限り書いたので、そのおかげかもしれません。
あまり固い感じは無く、当たり障りない面接という内容でした。
面接後の変わった事
面接後にお時間頂きありがとうございましたで退出しようとした際に、案内頂いた面接官の方から「施設見学していってはどうか?」と相談をされました。
断る理由も無かったので「是非お願いします」と伝え、施設見学をしています。
なかなか見ようと思っても見られない場所ですので、貴重な経験となりました。
ただし、実情おそらくは採用を必要としている部署で、今現在働いてる方からの案内を通じてどういった印象を受けたかを後ほど参考にするものだと思われます。
当たり前ですが貴重な就業時間を割いて案内していただくので、礼儀良く対応しましょう。
官公庁の障害者面接まとめ
・基本的には通常の企業面接となんら変わらない
・過去の職歴などから何をしてきたかが重視されていると感じた
・自己の病状をはっきり説明する必要がある
・障害者手帳を持っている方は持参する
・アクセス方法や勤務時間等にはだいぶ配慮がある
・面接の想定練習をしていった方が無難
結論を言えば、一企業面接となんら変わりのない面接でした。
面接回数は1度きりと失敗が許されない状況ですので、面接の想定訓練は必ずしておきましょう。
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