マイクロソフトオフィススペシャリスト
略して「MOS」
試験は色々とありますが、今回私はExcelのエキスパート試験に合格しましたので、合格までの道筋をお話していきます。
【MOSエキスパート】Excel・Expert合格への前提として
合格までの道筋
前提として私は8月13日にMOS・Excelの一般試験に合格しています。
次にExpertの試験を受けたのは翌月9月2日。
その間僅か約20日。
勉強期間はこの間だけです。
巷では50~60時間と言われてますが、ここで言い切ればそんなに必要ありません。
私はある一つの勉強法のみで合格しました。
今回ご紹介するのは、時間のない方や合格を目指しているが勉強が続かないといった方に是非実践して頂きたい勉強法です。
【MOSエキスパート】Expert合格するまでに行った事
上記で20日間と話しましたが、そのうち土日祝日は子供の世話がありました。
つまり平日の間だけしか勉強時間がありません。
それでも合格できたのは何故か。
方法は実に簡単です。
MOS・Expert試験合格に必要な物
事前に一般試験を勉強し、受かった方なら合格できるはずです。
その秘訣はたったこれだけ。
「これだけ」やって下さい。
この「問題集を解く」だけ。
更に言えば私がやったのは「テキストではなく付録の模擬試験をひたすら解いただけ」です。
もう一つ言えば私はテキストを読んだこともありません。
本当に付録の問題集をひたすら解いただけで ”合格” しました。
何故模擬試験を解いただけで合格できたのか?
結論から言えば、MOSの試験は紹介したテキストの模擬試験本番モードとほぼほぼ同じ様式で行われます。
そして問題の内容は、模擬試験の内容から出ます。
つまりはすべての模擬試験を解き、合格点に達成していれば本番も合格できるという事です。
単純でしょう?
だから誰でもできます。
そして模擬試験で合格ライン(900点以上を目安)に達していなければ、回答をよく読んで再度勉強をすれば良いだけです。
実際の勉強時間
先ほど平日だけ勉強したというお話をしましたが、平日どれだけ勉強したのかと不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
私が実際に勉強した時間…というよりも、勉強にあてることが出来た時間は、一日30分~1時間半です。
平日の、たったそれだけの時間でしか勉強が出来ませんでした。
何故かといえば…。
実は私の家のパソコンには、オフィスがオンライン上の無料365しか入れていません。
この無料オンライン365ではテキスト付録の模擬試験を起動することが出来ませんでした。
しかし他ページでも紹介してますが、私は職業訓練校に通っており、学校のパソコンでこちらの模擬試験を受けることが出来ました。
ですがそれでも普段は授業を受けていますので、授業合間や各自課題作成時間でしかExpertの勉強をする時間が取れません。
その為一日の勉強時間が30分~1時間半しかできませんでした。
\職業訓練校編Excelの回はこちらから(読むと一般の勉強内容が復習できます)/
2023年の8月13日~9月2日までで、平日かつ学校に行けた日は…僅か13日間。
そのうち勉強できた時間は一日平均して約1時間。
つまり約13時間ほど。
合格目安からすれば極端に少ない勉強時間です。
それでも、なんと合格できたのです。
…どうでしょうか?
Excelの一般を合格した方、または合格を目指して勉強している方。
これを見ればExpertもいけるんじゃないかと思いませんか?
いけます。
是非一般を合格し(てい)たら、そのまま続けてExpertも勉強してください。
【MOSエキスパート】Expertの勉強時の注意点
短期間の勉強で合格できたとはいえ、勉強をするにあたっていくつか気をつけなければならない点があります。
MOS・Expert合格に向けての注意点
一般試験からそのまま合格に向けて勉強する
ここが特に重要です。
もし一般試験から間があいている方は、まず基礎の一般模擬試験を解いて、合格点(900点以上)が出るまでひたすら勉強しましょう。
\MOS・Excel一般の問題集&模擬試験/
※付録の模擬試験利用にはお使いのパソコンにExcel365or2019のインストールが必須となります。
なぜ一般試験後(または模擬試験合格ライン達成後)すぐに行動するかと言えば、単純です。
時間をかけると一般試験に出て来る内容を忘れます。
人間2~3週間もすれば、ほぼほぼ何をどう操作したかと、関数の種類内容を思い出すことが難しくなります。
そして試験には基礎的一般試験に出るような内容も含まれます。
その為、一般試験からすぐにExpertを勉強する事が望ましいのです。
引数の指定とネスト関数を理解するまでに何度も解く
本試験にはネスト(関数の中に関数が入る=ネスト)問題が当たり前のように出ます。
Index関数にMatch関数を併せたものや、条件付き書式にAND関数とOR関数を重ねたものなど、ものによっては引数のダイアログボックスを出せずに全て手入力するものまであります。
関数の引数に関してやネスト関数への理解、言ってしまえば各関数への理解度が高くなければ合格は難しいでしょう。
ひとつひとつの関数への理解を深められるよう、仕組みを良く勉強しましょう。
とはいえ…安心してください。
模擬試験を解くうちに、出題範囲にあるこの関数の仕組みはここをこう引用しているのかとわかる様になりますので、何度も問題を解いて頭に叩き込みましょう。
ピボットテーブルへの理解
ある意味鬼門の一つ「ピボットテーブル」。
どこに何をどう入れるのか、これは慣れるしかありません。
タイムテーブルやスライサーの挿入方法。
グループ化の方法や、オプションの場所など…どこに何があるかという基本操作。
他には問題文を見て、何の情報をテーブルやグラフに入れればいいのかをよく考えて問題を解きましょう。
もちろんこちらも模擬試験を解いて、理解を深めていけば問題ありません。
しかし、本試験を受けてみて思ったのですが…ピボットに関する問題は確かに出ましたが、何故か本試験の方が模擬試験より優しい問題でした。
模擬試験をやってみて、ピボットにトラウマを持っている方もいらっしゃるでしょうが、試験問題は思ったよりやさしいのでご安心ください。
マクロ
マクロは初歩的な物しか出ません。
なので、最低限マクロの記録の仕方、表示の仕方、編集方法や他のブックへのコピーの仕方くらいは覚えておきましょう。
ブック間コピーや書き換えは若干難しいですが、方法は模擬試験の問題の中に入ってますのでご安心ください。
基本操作を一通りおさらいする
言語の追加方法やアクセシビリティチェック、What-If分析や統合、ゴールシークのやり方やシートの保護やブックの保護など、関数やテーブルを利用する以前に、どこのタブに何の機能があるのかをおさらいが必要です。
これは模擬試験の問題を解くだけでは学習できないので、どのタブには何があるか、何となくでよいので覚えておきましょう。
問題内容を確認して頭の中で解いてみる
公式ページ内に出題範囲がPDFにて公開されています。
ページ中頃にある、下記画像赤枠の場所から出題範囲のPDFをダウンロードできます。
出題範囲の項目を確認し「多分こういう事なんだろうな」と頭の中で操作方法が想像できれば問題ありません。
もし想像できないようであれば、その範囲を再度勉強し直します。
…上記を問題なく理解できるようになればあとは試験を受け、合格するだけです。
【MOSエキスパート】Expert試験合格に必要な物おさらい
何度も申し上げますが、基本的に必要なものは「これだけ」です。
何故このテキストをおすすめするかと言えば、一番は私がこれだけで合格できたという事実。
そしてもう一つは、職業訓練校でおすすめされている、本試験に最も近い模擬試験だからです。
色々テキストはありますが、もしお悩みの方はこちらの導入を強くおすすめします。
ただし…
※おすすめテキスト購入にあたっての注意点
当然ですが今回紹介したおすすめテキストの付録を利用するには、オフィス365か2019がインストールされていなければ利用することが出来ません。
必ずお使いのパソコンにインストールされているか確認してご購入下さい。
【MOSエキスパート】最後に…合格を目指す方へ
MOS試験は通常仕事で利用しない業務外の内容が多く出題されます。
勿論幅広く活用されている方はその限りではありませんが、基本的にはテキストなどでの勉強対策が必須です。
しかし何時間もかかるかといえば、意外とそうでもありません。
紹介させて頂いた問題集の模擬試験をひたすら解いて、本番モードで900点を安定して超える事が出来れば、合格できます!
そして忘れる前に本試験へと進んでください。
一人でも多くの方が、できるだけ労力をかけず勉強し、Expert試験に無事合格できることを祈っております。
\オフィスソフト関連のおさらいはこちら/
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