※2024年6月記事最後に追記あり
雀魂、遊んでますか?
私が麻雀に集中するのは、ゲーセン時代の麻雀格闘倶楽部で朱雀四段を取って、諸事情により引退した以来。
そこから時間が空いたら遊ぶというくらいまともに打つのは、実に15年ぶりです。
符の計算など頭の片隅にも残っておらず、なんとなく何の役が何翻かという事だけ覚えてる程度です。
当然牌効率もほぼ覚えてません。
そんな私でもどうにか雀豪に昇格しました。
つまり、ほぼ初心者からでも雀豪には到達できるという事です。
今回は実践上で初心者から雀豪に昇段する為に意識した事を、いくつか紹介していきます。
雀魂~じゃんたま~で雀豪に到達するまでの期間
雀魂を始めたのが2023年5月の終わり。
到達は同10月の中頃と、だいぶ時間がかかりましたがなんとか到達しました。
対局数では半荘330局程度。
尚、最初は時間が無かったのでほとんど東風戦で遊んでました。
元々麻雀の知識が豊富にある方(符の計算や牌効率の計算まで出来る程度)や、そもそもやる時間がたくさんあるという方は1ヶ月ほどで到達もできるでしょう。
勿論運の要素はあるものの、プロであれば間違いなく100戦かからず到達できると思われます。
私は雀傑の★2に到達するまではほぼ全ツッパで、楽しめればそれで良いというスタイルでした。
しかし雀傑★2到達時に、打っている他プレイヤーを見て「これもしかしてもう少し上まで目指せるのでは?」と思い急遽ランク上げ路線に変更。
そこから50戦ほどで到達しました。
それでは実際に麻雀初心者が雀豪に到達するまでに必要な事を、順を追って見ていきましょう。
雀魂~じゃんたま~で初心者→雀豪に到達するのに必要な事
初心者~雀士★3 まず最低限覚えるべき事柄
役を知らなければあがれません。
自風牌(東・南・西・北のいずれか自分に割り振られたもの)が何なのかや、立直をかけるところから覚えていきましょう。
あがるためには役(予め決められた牌の構成)が必要です。
何を揃えれば役になるのか、役の構成を覚えましょう。
また、最低限何が何翻なのか、鳴いても完成する役なのかは覚えておいた方が良いです。
心配になったら画面上から確認もできますが、可能な限り頭に入れておきましょう。
4翻以下は符の計算があり点数が細かく分かれる為、なかなかすぐに覚える事は難しいです。
しかし5翻(満貫)以上であれば覚えるのは簡単ですので、5翻から先は覚えておきましょう。
・5翻 満貫
子は8000点 親で12000点
・6~7翻 跳満
子は12000点 親で18000点
・8~10 倍満
子は16000点 親で24000点
・11~12翻 三倍満
子は24000点 親で36000点
・13翻以上 数え役満
子は36000点 親で48000点
★細かい事をあげればきりがないですが、まず最初は麻雀の基本となる役を覚える事に集中しましょう。
初心者がやりがちなミス
初心者や雀士辺りので何度か目にしましたが、無意味に鳴く(他家の捨て牌を貰うポンやチーなど)と、役が作れなくなる場合があります。
雀魂は役が無ければあがれないタイプの麻雀ゲームですので、無意味な鳴きはご法度です。
役となる最終形(あがり時の完成した形)が見えていないのに、なんとなくで鳴くのはやめましょう。
雀傑★1~ 役を覚えてから意識する事
雀傑★1前後のレベルになってくると、当然役は頭に入っていると思われます。
そこで次に覚えるべき事は以下の通りです。
両面と嵌張(カンチャン)のどちらが待ち幅が広いか。
シャボ待ちと三面張ではどちらが有利か。
場の捨て牌にもよる場合がありますが、牌数的に自分に有利なものを選びましょう。
もちろん役の高さで愚形を選ぶ場合も時折ありますが、持ち点数に応じて待ちの幅を広くとるという選択も頭に入れましょう。
一生あがれない跳満より、あがれる5200点の方が魅力的です。
考え方としては上記の牌効率と重なるのですが、防御牌として持ちたいという意識もあるとは思いますが、順位や場の状況にはよるものの基本的に自風牌でもない字牌は持っていてもあまり意味がありません。
ホンイツ手でもチートイでもトイトイでもドラでもましてや自風牌でないのに序盤からずっと1枚抱えて持ってる方がいらっしゃいますが、意味が分かりません。
なぜならその一牌で一手遅れているという事ですので、他の牌に変えた方が効率的です。
ただし字牌を抱えなけらばならないという状況があるとすれば、オーラス周辺でどうみても上位着順である。
ないしは振らない限り4位にならないという状況で、自身が完全にあがれる気配がなく、安牌として字牌を防御として持つといった事であるならわかります。
しかし例えば現状4着であったり、現状3位だが4位の手配が良さそうで、自身の手配的に4位決着濃厚の状況といった場況では、防御にまわる意味もありませんので、迷うことなく無駄な字牌は捨てて、上がり重視に考えを変えましょう。
雀傑★1辺りは遊んでてもどうにでもなるレベルです。
上記と矛盾しますが、楽しんで打つならここが最後ですので、遊ぶ時は遊びましょう。
何故ならこの先は機械的に効率を求めて打つようになるからです。
これまでで麻雀の楽しさという物を知っておく事は、この先のモチベーションにもつながります。
後述にもありますが遊ぶのは雀傑★1までにしましょう。
尚、遊びすぎるとこんな様に上がれなくなります。
例え鳴いてあがれない手でも、ノーテンよりは聴牌を取った方が良いです。
上記画像の様に、意地をはって立直かけたいと遊びまくってると-1000点以上です。
降りないなら10巡目で下家の3索を鳴くか、14巡目で同下家の4萬を鳴いて対面安牌の5萬を切っていれば仮聴牌でした。
そしてこの後の局に約1000点差で1位から陥落しますので、聴牌するというのはいかに大事かというのがわかる画像だったりします。
残り10〜19牌程度になったら仮聴牌を取る事を考えましょう。
雀傑★2~ 雀豪に上がるまでに気をつける事
もう麻雀の何たるかはここまでで学んできていると思います。
そこで、ここからは実に単純です。
何よりかにより気をつける事は、最終順位で4位を取らないことが最優先です。
4位を取った時点で、金の間で打っていた場合、順位点のみでマイナス100点以上確定。
1位を取っても順位点はプラス95点ですので、4位がいかにキツイかよくわかるでしょう。
元々誰かがあがる+誰もあがれないで考えれば、勝てるのは20パーセントしかありませんので、考え方として負けて当然勝てて偶然です。
負けて当然なら、せめて負けた際に引かれる点が低くなるように最大限努力しましょう。
ではどの範囲で降りていくのかの目安ですが、相手の立直に対して自身の手がイーシャンテン(あと1手で聴牌)で安牌があるならその時に身を引く理由はありません。
逆にイーシャンテンでも安牌が無い。
または最終的に上がったとしても1000点程度の安手であれば、迷わず降りましょう。
立直した相手は満貫以上かもしれません。
満貫振るよりノーテンマイナス3000点を甘んじて受けましょう。
尚、相手が鳴いている場合は、明らかに聴牌サイン(萬子のホンイツ濃厚で萬子が出る)などがあれば同様に降りましょう。
特に先行立直はかけるべきです。
何故なら雀傑から昇格を狙う他プレイヤーは4位を嫌います。
他家の立直で自分が降りるように、自分の立直で相手も降ります。
降りないやつはよく訓練された剛の者か狂打者です。
後者であればいつか振り込んでくれます。
美味しく頂きましょう。
尚、相手の追っかけ立直に負けたらその時は静かに泣きましょう。
あなたが悪いのではない。
場が悪いんだと。
若干番外編なのですが…。
これ、雀傑以下のランク帯でよく見ます。
少なくとも雀傑の★2からは笑えませんので、有効時以外はできればやめましょう。
決して大明槓の全て悪いわけではないですが、迷わずするのに良い理由がわかりません。
特に立直を捨ててまで、海底前やドラでもないのに大明槓される方がいますが、メリットはなんでしょう?
単純に鳴かなければ立直(の可能性で)1翻プラスあがれば裏ドラ権利と、鳴いてしまえば新ドラのみ(しかも他家にも有利になる)では前者の方が良いです。
一番大きなデメリットとして、鳴いて晒せば己の手役を晒すことになりますので、なるべく大明槓は避けましょう。
傑雀★3~ の後半からよくあった事
麻雀というゲームは本当に意地悪なゲームです。
望む結果はほぼ得られず、何でもないはず一打が最悪手になる事は常です。
例えばこの図。
この前の局で3位で、その次の局でトップを取った回です。
はい!1点足りなぁい!!!
ここから次局で上がり切ろうとしたら、なんと4連続ラス引きました。
こういう時、どんな顔すればいいのかわかりませんでした。
ある意味、笑うしかなかったです。
立直に降りてたのに他家のダマテン満貫に何回も振り込むは、ヤキトリどころか2局連続一回も仮聴牌すらできないわ散々で…。
こんなこと(雀豪あがりリーチから大転落)が覚えてる限り3回はありました。
そこで最後に必要となるのは勿論これです。
まずあがれる形になる事が最優先です。
その為には牌効率をとにかく重視する事。
それが運要素を減らす何よりも重要な手段です。
それでもダメなら、もうどうしようもないくらい運が無いです。
運が良くなることを祈りましょう。
努力してもだめなら、こればっかりは自分に付いてる麻雀の神様が振るサイコロの出目が悪いです。
ある程度運よく2位以上を長期間続けて取れれば、いつか必ずランクは上がります。
必ずです。
なので4位だから自棄になって暴打したり、最後の1局だから無理と諦めたりしないで、なんとか3位までに食い込めるように努力しましょう。
実際4位残り持ち点3000点程度から逆転1位に上がった事は何度もありますし、この世の終わりかのような配牌からなんとか立て直して3位で終了できたことも数多くあります。
それは何故かと言えば、諦めなかったからです。
1位がだめで3位が難しい状況でも、4位だけはなんとか逃れられるよう、精一杯あがきましょう。
何事も目指さなければ可能性は0のままです。
4位を降りて回避しろとそうは言っても降りっぱなしではあがれないので、ズルズル点数が減って終局4位という事もままあり得ます。
というか何度もありました。
降りるべき時は降りるべきなのですが、手が高く直感的にあがれる場面であるという謎の確信がある場合は突っ込むのも一つの手です。
経験を積んで、雀傑★3まで打った時の勘というのは意外とバカになりません。
何度もその突っ込んだ一打のおかげであがりを手にし、結果1位を取った事があります。
全ツッパはどうかと思いますが雀魂はゲームでもあるので、根拠のない自信が湧いて、安牌も無いのならいっそ突っ込む事も思案しましょう。
雀魂~じゃんたま~で雀豪に上がった際の対局記録は?
最後になりましたが雀豪到達直後に撮った私の対局記録を公開しておきます。
酷いもんですよ!!
これでもマシになった方で、一番ひどい時は半荘の飛び率が10%、放銃率が17%をゆうに超えてました。
その時が雀傑の★2でしたので、そこからでも上記を意識していけばこれくらいの結果でも雀豪の到達は可能です。
これから雀傑→雀豪を目指す方も、1から雀魂を始める方も、是非高ランクを目指して頑張っていきましょう。
次は目指せ雀聖!!
雀傑★★から★★★で戦う際に大切なこと(2024年6月追記分)
雀豪になってからはしばらくだらだら週1〜2くらいで遊んでたのですが、麻雀の気が緩んだのかある時一気に雀傑★★の中〜下頃まで一気に転落。
今なんとか雀傑★★★の1500後半まで復帰。
何をしてもどうやってもテンパイすら難しく何を切っても振り込む時期が長期に渡ってあり、一時雀傑すら危ういのではと思いましたが、なんとか徐々に立て直してます。
そこで感じたのが、雀傑★★や★★★で半荘中盤局くらいの戦い方として、相手の高い手(見せ役だけで満貫程度)をいかに潰せるか次第で展開が大きく変わるということです。
当たり前の話ではあるのですが、潰し方のお話です。
ここで言う潰すとは、極端な話ですが自身が最終面前跳萬が鳴いて三翻程度まで落ちたとしても潰せるかです。
要するに、最終系によっては役を潰して鳴きに鳴いて結果一翻でも、見えている満貫手に対しては速攻で潰せるかどうかが大事な事です。
おおー、これ最終形遅いし重いしたぶん愚形だけど上がれればいいなぁより、相手が晒した際に「うあやばいアレすぐ潰さないと!」という思考になれるかで変わる場が沢山ありました。
最悪無理を通せず自身から上がられれば8000点差以上が開く可能性があるわけですから、その後取り返しの労力は言わずもがな。
そこで、プラスで終わったかマイナスで終わったかという一局に対する結末に、例え1000点であれ自身がプラスだったかという事実の方が当然良いですよね。
この考え一つで最近落ち目からようやく上がり調子に戻ってきたので、こちらも参考にしていただければと思います。
また打ちながらこれはいいなと思ったことなどを追記していきます。
もし対局で出会いましたら楽しく遊びましょう。
それでは、7月以降もよろしくお願いします。
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【提供元:Cat Food Studio】
【記事執筆編集:Webmoji】
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